「佐賀市富士町古場」クマバチ駆除
佐賀県佐賀市富士町古場のお客様から、真っ黒い蜂のようなものがいるとご連絡をいただきました。
特徴を聞くと、フカフカとした黒い蜂とのことでしたので、すぐにクマバチとわかりました。
クマバチは体毛があり、黒くてクマのように見えることからクマバチという名が付いています。
性格は穏やかで、クマのように人間に襲いかかることはめったにありません。
ただし、メスのクマバチに刺されると、鋭い痛みを感じ、1日~1週間ほど赤い腫れが続くことがあるので注意が必要です。
何より、クマバチは巣作りに特徴があります。
とてもパワフルで、木に穴を開けて掘り、奥深くに住みつくのです。
そのため、もし住宅の木部に巣を作られてしまうと、木部が腐食していき建物を弱らせてしまうおそれがあります。
攻撃性は低くても、建物や庭木などに巣を作って木部を弱めるおそれがあるので、クマバチ駆除がおすすめです。
さっそく巣を探したところ、雨風がしのぎやすい軒下の梁の部分に巣穴が発見されました。
駆除の方法は、外から帰ってくる親蜂を必ず駆除することと、巣の奥深くにいる子どもの蜂をすべて取り出すことです。
親蜂が残っていれば、また巣を掘られてしまいますし、子どもが育てば厄介なことになります。
長年の経験から、外を飛び回っている蜂の10倍ほどは巣の中に入っています。
ピンセットなどを巣穴に入れてつまみ出す方法もありますが、巣が細いとピンセットも機能しません。
しかも、クマバチが中で踏ん張って、なかなか出てこないので、巣穴の入り口まで出てくるように仕向けることが必要です。
独自のノウハウにもとづき、入り口へ出てくるように仕向け、順番に出てくる蜂をピンセットでつまみ上げて捕獲します。
1匹残らず捕獲しますので、これだけでもけっこうな時間がかかります。
ですが、これで終わりではありません。
巣穴がそのままでは、再びクマバチがやってきて、巣作りをしてしまうおそれがあるため、穴埋めの作業が必要です。
コーキング剤を詰めても、クマバチは硬い木を削る強靭なアゴを持っているので、簡単に穴を掘られるリスクがあります。
そのため、クマバチでも穴が掘れないような固い材質のものを穴の形状に合わせた形にして、詰め込むことが必要です。
そのうえで、隙間から雨水が入り込まないようにコーキングを施して、ようやく作業が完了します。
そのため、狂暴なスズメバチを駆除するより、実は手間や時間がかかるのがクマバチ駆除です。
業者によっては、巣穴からクマバチ駆除を行うことで作業終了というケースも少なくありません。
ですが、再び巣が作られないように処置を施すことも重要と考えています。
仕上がりもきれいに整えたいため、穴を塞ぐ時は建材となるべく同系色のものを使用するなど、外装業者並みの配慮もしております。
施工直後は新しいコーキング剤で塞いだ箇所が目立ちますが、時間が経つと馴染んできますのでご安心ください。
ぜひお任せください。
お客様の声
佐賀市 J.E様
一戸建てで、普段は庭でガーデニングを楽しんでいます。
季節の花をいろいろ育てているのですが、ある時、花の手入れをしていたら、ブオーンと音を立てて虫が花にとまりました。
最初はミツバチかと思いましたが、見た目が違います。
黒くてフカフカした感じですが、見た目に恐怖を覚え、蜂駆除業者に急いで電話を入れました。
見た目からクマバチだろうとのお話で、人間を襲ったりすることは少ないそうですが、巣を作られると面倒なことになるとのことで、駆除に来ていただきました。