「阿蘇市波野滝水」ヒメスズメバチ駆除

今日の作業は、緑豊かな阿蘇市波野滝水でのハチ駆除。朝から良い天気で、湿度は高めだった。このあたりは阿蘇の自然を存分に感じることができ、晴れた日は特に美しい。依頼者は50代の男性。ご主人が自宅の庭の草刈りを便利屋さんに依頼していたところ、どうやら垣根にあったヒメスズメバチの巣から蜂に刺されてしまったらしい。便利屋さんが黒いTシャツを着ていたからか、蜂に目をつけられたようだ。黒はハチにとっては敵を想起させる色で、そのため刺激されやすいという話を依頼者に説明した。巣の大きさは12cmで、敷地内の垣根にあり、良く見ないと見落としてしまうほどだった。ヒメスズメバチの巣は通常、地中や木の中に作られることが多い。しかし、この巣は人間の活動によって容易に見つけられ、妨害される可能性のある場所にあり、ハチと人間のトラブルが起こりやすい状況だった。駆除方法としては燻煙剤を使用。この燻煙剤に含まれるピレスロイド系の殺虫成分は、ハチの神経細胞に作用し、ハチを麻痺させたり呼吸を妨げて窒息死させたりする。これを使用して、ハチの巣を徐々に静かに、かつ効果的に駆除した。駆除作業後、再発防止のために蜂が嫌がる匂いを散布した。このような対策は、新たに蜂が巣を作るのを防ぐために重要だ。依頼者のご主人も、「次回からは定期的に庭のチェックを行います」と約束してくれた。作業完了後の金額は16000円。作業に対して依頼者のご主人から「便利屋さんが蜂に刺されてしまい、気の毒です」という感想を頂いた。私たちは常に、依頼者とその家族、そして作業員が安全に過ごせる環境を作るためにハチ駆除作業を行っている。今日の仕事を終えて、改めてハチの存在のデリケートさと、その駆除の重要性を痛感した。また、人間とハチの共存を可能にするための情報提供も大切な役割だと感じた一日だった。日々の作業を通じて、私たちは人々と自然との関わり方を見つめ直し、それぞれが安心して暮らせる社会を目指していく。以上、ハチ駆除119番、本日の作業日誌である。