「会津若松市大戸町上三寄南原」ヒメスズメバチ駆除

今回は、会津若松市大戸町上三寄南原で起きたヒメスズメバチの巣の施工事例です。ご依頼をくださったのは、大戸町のアパートに住む20代の主婦I.M様。ある日、買い物帰りにアパートへ帰ると廊下の奥に蜂の巣が作られているのを発見されたとのことです。共用部分ですので、他の住人の方にもいつ被害が出てもおかしくない状況であり、とても心配をしている様子が伺えました。

我々は早急な駆除が必要と判断したため、まずはI.M様からアパートの大家さんの連絡先をお伺いし、連絡を取りました。大家さん自身も巣の存在に困っていたようで、なるべく早めに解決することを望んでいました。そこで、まずは巣の調査のために我々が伺い、そこで作成した見積額にご納得いただけた場合にそのまま駆除も行うことをご提案いたしました。その後、ご快諾いただけたため、訪問日時を調整し、後日調査に伺うことを約束しました。

訪問当日、我々は適切な防護装備を身に着け、アパートへ到着しました。現地では、大家さんとI.M様がお出迎えくださり、まずはご挨拶させていただきました。続いて、蜂の巣の調査となります。慎重に巣の近くに近づき、巣の大きさや蜂の活動状況を詳細に観察しました。巣の形状はシャワーヘッドのようであり、大きさは直径15cm程度でしょうか。巣に出入りしている蜂は2~3cmほどあり、体には黄色と黒の縞模様が見えます。一見キイロスズメバチかと思いましたが、よく見るとお尻の先端が黒くなっていることから、蜂はヒメスズメバチだということがわかりました。

ヒメスズメチというのは、オオスズメバチに次いで大型のスズメバチとして知られています。大型であることから威圧的なイメージを持ちますが、実際は8種類いるスズメバチの中では最も攻撃性が低い蜂です。基本はおとなしい性格をしているためこちらから刺激しない限り被害はあまりないのですが、新しい女王蜂が生まれる8月〜9月にかけては危険度が高まるので注意が必要です。もちろん体には、他のスズメバチと同様に毒針を持ちますが毒性は弱いです。しかし、針自体が太いので刺されると強烈な痛みを伴います。巣を発見した場合は、まだ動きが穏やかな6月前までならご自身で駆除をすることも可能ですが、危険な毒針を持つ蜂ですので、基本的には業者や行政に相談してみるのがおすすめです。

ここまでの内容をお客様にご説明し、ヒメスズメバチの危険性と巣の情報を共有しました。次に、駆除に必要な手順をご説明し、施工料のお見積もりを提示いたしました。今回は15,000円となります。そして、正式にご依頼をいただけたため、早速巣の駆除へ取り掛かることになりました。

防護服を着用した後は、蜂用の殺虫スプレーを持って巣にゆっくりと近づきます。巣まで2mほどの距離まで迫ったところで、スプレーを全体に吹きかけました。蜂の数はそこまで多くはなかったため、巣穴へ直接殺虫剤を差し込み、しっかりと中にいるヒメスズメバチまで駆逐していきます。薬剤の効果によって、一匹残らずヒメスズメバチは駆除され、巣の活動自体も完全に停止したので、無事巣を取り外すことに成功しました。最後は、現場の後片付けとして巣のかけらと蜂の死骸を業務用の掃除機で回収し、現場復帰ができたことを確認し作業は終了となります。

作業の終了後、我々は大家さんとI.M様に巣の駆除結果を報告し、再発防止のためのアドバイスや予防策を提案しました。お支払いはアパートの大家さんがカード払いしていただき、本日のお取引は完了となります。

弊社ハチ駆除119番は常日頃から蜂に関するお悩みを解決すべく奮闘しているプロの駆除業者となります。蜂の駆除後も再発防止策のアドバイスや巣の清掃、修繕などアフターサポートも徹底しております。迅速かつ的確な対応にも定評がありますので、ぜひ一度お問い合わせください。