「会津若松市北会津町水季の里」アシナガバチ駆除

会津若松市北会津町水季の里にある屋外倉庫にて、アシナガバチの巣の駆除を行いました。依頼主のH.I様は屋外倉庫を貸倉庫として経営しており、そこで働く作業員が蜂に刺されたことをきっかけに、巣の存在に気づいたようです。そして、巣の大きさや蜂の数に驚きと不安を抱えながら、ハチ駆除119番にご相談したという状況でした。

ご相談を受け、我々は現場の詳細情報を伺い、巣や蜂の特徴をもとにお見積もりを作成いたしました。考察からおそらくアシナガバチである可能性が高いとなったため、基本料金を含む10,000円の金額を提示いたしました。その後、「ぜひそちらの値段でお願いします」とのことでしたので、住所と訪問日時を伺い、二日後の午後1時に現地に向かうことになりました。

当日、約束した時間ぴったりに現地へ到着し、早速巣の調査から始めました。巣は倉庫の屋根裏部分につくられており、大きさは15cm、ハスの花托とよく似た特徴的な形状をしていました。蜂のサイズはそれほど大きくはなく、細身でなおかつ体長の割に長い足を持っていることから、やはり事前の考察通りアシナガバチだということが判明しました。

アシナガバチは攻撃性が高いスズメバチなどに比べて性質は大人しく、巣に近づいたり、刺激したりしなければ、人を刺すことは滅多にありません。また、スズメバチ科に属していることから、肉食ではありますが、農作物につく芋虫や毛虫などの害虫も捕食してくれるため益虫としての側面を持ちます。巣に関していうと、巣作りを始める4月~
5月にかけては蜂の数が少ないので、自力でも注意をすれば比較的簡単に駆除することが可能です。しかし、アシナガバチが持つ毒針はスズメバチの毒針に含まれているマストパラン、ヒスタミン、セロトニン、アンチゲンなどの成分と共通する点が多いため、刺された際の痛みと腫れは甚大です。そのため、できるだけリスクを最小限に抑えたい場合は業者などに調査・駆除依頼をするのがおすすめです。

その後、我々はH.I様に対して、アシナガバチの特性や巣の駆除方法について丁寧に説明しました。アシナガバチは普段はおとなしい一方で、一旦刺激されると攻撃的になる傾向があるので、安全対策と専門知識を持って作業を行う必要があります。H.I様は我々の説明に納得し、作業を進めることに同意してくださいました。

作業にあたり、まずは特殊な防護服身につけ蜂の攻撃から身を守る準備をします。次に、倉庫の中に入り、ドアや窓を完全に締切り、倉庫内外からアシナガバチが出入りする経路を遮断しました。その後、特殊な駆除剤を用いて巣の周囲に散布しました。この駆除剤はアシナガバチに対して効果的であり、外に出ている蜂たちが巣の場所に戻った際にも効果を発揮する仕組みです。しばらく様子を見て、巣の中にいる蜂たちも次第に活動を鈍らせていく様子を確認できたところで、巣をゆっくりと取り外しました。駆除作業が終了した後は、巣の残骸や駆除剤の跡を完全に撤去し、倉庫周辺の清掃までしっかりと行い作業は終了となります。ここまでの作業時間は約30分が経過しておりました。

最後にH.I様へ完了報告をしたところ、素早い対応と丁寧な作業に感謝の言葉をいただきました。お支払いは、その場でカード払いしていただき、無事今回のお取引が完了となります。

我々は常にお客様の安全と満足を最優先に考え、専門知識と経験に基づいた駆除作業を行なっております。今後も同様の問題が発生した場合には、迅速かつ効果的な対応を行い、お客様の要望にお応えすることをお約束いたします。
蜂の問題ならなんでもお任せあれのハチ駆除119番を一度ご利用してみてください。