「八女市吉田」コガタスズメバチ駆除

今回ご紹介するのは、7月頃に八女市吉田にお住まいの70代男性からいただいた案件についてです。庭に植えている木の茂みのところに、大きなハチの素があるとのことでお電話をいただきました。ちょうど庭作業を依頼して行ってもらっている時に、業者の方が発見したようです。すでに庭作業の業者の方がいらっしゃる状態なので、できるだけ早くきてほしいとのご依頼でした。12時頃にいただいたお電話で、ちょうど案件に対応していなかった私のところにオペレーターからの連絡が入ったため、すぐに現場に向かいました。 到着すると、庭にご依頼者様と業者の方がいて、不安そうな顔をしていました。すぐに場所を教えていただくと、庭にある低い木が茂っている場所に、大きなハチの巣が発見できました。その巣の特徴的な形から、すぐにコガタスズメバチであることが判明しました。コガタスズメバチは、スズメバチの中ではおとなしい種類となっていますが、夏になると働きハチが増えることによって刺される危険性が高まります。そのため、まずはご依頼者様と業者様には安全な自宅の中に入ってもらいました。現場を確認してから、ご依頼者様にはすぐにお見積もりをご提示して、問題ないとのことだったのですぐに作業を開始しました。 本来であればハチの活動が少なくなる夜に対処するのが最もよいのですが、すでに庭作業の業者様がいらっしゃっていて迅速に対応してほしいとのことだったので、日中に対応することにしました。まずは刺されることを避けるために、素肌が見えないように気を付けながら防護服を身につけます。問題なく着ることができたら、巣がある場所に近づいていきます。その際に、周辺を飛んでいるコガタスズメバチから駆除を行いました。警戒度が高いハチが多く飛んでいたので、薬剤を散布していきます。その後、巣に近づいて直接薬剤を噴射しました。巣のサイズが大きかったので、一方向からではきちんと駆除できているか分かりません。薬剤を噴射して一定時間が経過したら、次は巣の向きを変えて他の部分からもしっかりと噴射を行いました。時期的にもコガタスズメバチの凶暴性が高くなっていたため、かなり多くのハチが抵抗してきましたが、万が一にももらすことがないように徹底して駆除にかかりました。そのため、作業には1時間弱ほどかかったと思います。巣からハチが出てこなくなったら、木を傷つけてしまわないように注意しながら巣を回収して、作業は終了となります。 今回のケースのように、庭の生垣などからコガタスズメバチの巣が出てくることは多くあります。他のスズメバチに比べると凶暴性は低く、刺された時の症状のリスクもそこまでではありませんが、早めに対処した方がよいでしょう。特に夏には活動が活発になるので、自分での処理は危険です。もしも大きなハチの巣を見つけた場合には、容易に近づくと刺される可能性が高くなってしまうので、静かに距離をとっていつでも八女市ハチ駆除119番にご連絡ください。