「鳥栖市宿町」スズメバチ駆除

今回は佐賀県鳥栖市宿町にお住まいの70代ご夫婦からの依頼です。 自宅の庭にある木にスズメバチが巣を作ってしまったそうです。 お電話をいただいたのは午前10時頃で、焦っている様子はありませんでしたが、困っているのは伝わってきました。 スズメバチは非常に危険な蜂で、いつの間にか刺されていたというケースが少なくありません。 こちらから刺激をすると危険ですが、何もしなくても運が悪いと刺されてしまうのです。 スズメバチの巣は放置しておいてもデメリットしかありませんので、こちらから駆除の提案をしました。 すると、お客様は2つ返事で承知してくださいました。 そこで急いで準備をしてお客様宅に向かうことに。 現地に到着したのは1時を少し回った頃です。 そこで、お客様の案内を受けて庭を確認してみると、すぐにスズメバチの巣を発見できました。 ここで駆除する流れのイメージができたのでフル装備に入ります。 スズメバチの針は長いので、専門の防護服を着用しての作業になります。 保護メガネ、手袋、長靴も用意してから作業の開始です。 スズメバチの巣を放置しておくとさらに大きくなるので、一刻も早い駆除が大切です。 駆除する前準備として殺虫剤を吹きかけつつ、蜂の動きを封じていきます。 駆除作業はスズメバチからすれば攻撃だと認識するので、相手は身を守るために私どもを攻撃してきます。 いわば防御をする意味での攻撃です。 いきなり巣を撤去するのは極めて危険ですから、殺虫剤を使用して動きを封じておく必要があります。 殺虫剤の噴射といえば数秒で終わるイメージがあるかもしれませんが、スズメバチの駆除ではそうはいきません。 15分くらいかけて入念に動きを封じて、後はタイミングを見計らって巣を取り除きました。 巣の大きさは直径40cmくらいで、ここに蜂がびっしりと詰まっています。 駆除に要した時間は殺虫剤の散布も含めて30分くらいでした。 殺虫剤は中途半端に吹きかけても、スズメバチに逆襲のチャンスを与えることになります。 どの程度吹きかけるかは経験から判断するところが多いです。 目視で確認して存在が認められなくても、羽音がする場合はまだ存在する可能性が高いです。 スズメバチ駆除は完璧に行わなければ意味がなく、再びお客様を危険にさらすことになります。 刺されてアナフィラキシーショックが発生すると、かぶれや発疹などが生じます。 重症化すると意識が飛んだり、心臓が停止したりするケースもあるので軽視できません。 スズメバチの巣を駆除し、近くにいないことを完全に確認したら、お客様に作業完了の報告をしました。 お客様はこれで安心して家庭菜園を楽しめると喜んでおられました。 人間側からすれば攻撃の意思がなくても、なんらかの動きに対してスズメバチ側が攻撃されていると判断することがあります。 そうなると、一斉に襲ってくるリスクがありますので、早めに巣を駆除しておく必要があります。 駆除する以外に根本的な解決方法は存在しません。 弊社は豊富な経験を活かしたスズメバチ駆除を得意としています。 もし自宅やその付近で巣を見つけた時は、早めにご連絡ください。