【倉敷市】蜂の巣駆除事例
今回はヒメスズメバチの巣の駆除依頼です。岡山県倉敷市にお住まいのお客様からのご依頼で、お盆過ぎに承ったご依頼でした。オペレーターが承ったお話によると、お客様のお住まいの庭に大きなハチが出るようになったので巣を探して欲しい、というご依頼内容でした。そこで、当方よりお客様にご連絡して改めてお話を伺うと、巣がどこにあるのか分らないが、最近、庭で大きなハチを見かけるようになり怖い、と言われていました。その日は予定が空いていたため電話を終えるとすぐに出発し、お客様のお住まいがある倉敷市の福田町広江に向かいました。午後2時過ぎに現地に到着しました。さっそくお住まいの中に入れて頂くと、女性のお客様にお出向いただきました。お客様は死んだハチの死骸を保管されており、そちらを見せてもらいました。そのハチは大型でお尻の先端部が黒くなっており、見た瞬間にヒメスズメバチだとわかりました。お客様のお話によると、室内で飛んでいるのを見た事はなく、庭や外出から帰ってきた時に良く見かける、と言われます。ヒメスズメバチは閉所に巣を作る傾向があります。そこで、室外に出てお住まいの周囲を観察しながら、巣が出来そうな場所の探索を開始しました。庭はきれいに整備されていて、植木鉢などはありません。その代わり、お住まいのテラスには立派なウッドデッキが作られていて、床板にはハチが出入りできる隙間が空いていました。ウッドデッキの隙間からスマートフォンを入れて内部を複数回撮影してみると、ウッドデッキの裏側にヒメスズメバチの巣ができているのを見つけました。お客様に撮影した画像をお見せして巣ができている事をお伝えし、巣を駆除した場合の作業工賃についてもご説明しました。お客様には小さなお子様がいらっしゃるという事で、すぐに作業依頼して頂き、準備に取り掛かりました。ウッドデッキの内部に巣ができているので、作業には少し工夫が必要です。お客様に相談すると、ウッドデッキの階段が取り外せるようになっており、そちらからウッドデッキの下部に入れる事がわかりました。いったん作業車に戻って防護服に身を包み、薬剤や回収袋を準備して庭に戻りました。そして、ウッドデッキの階段を外し、空いた隙間に身を屈めてウッドデッキの内部に入りました。幸い床板の隙間から日差しが入っていたため思っていたよりも内部は明るく、懐中電灯を点ける必要はありませんでした。匍匐前進する要領で身体を前に進め、巣のある場所まで辿り着きました。立ち上がれないのでその場で仰向けになり、最初に巣穴に向けて薬剤を噴霧しました。一通り薬剤をスプレーした所で、巣を両手で掴みます。そのまま数回、両手で上下左右に巣を動かしてみると、ウッドデッキと巣の接続部が外れ、巣を取り外す事ができました。仰向けになったまま取り外した巣を回収袋に入れて袋の開口部を結び、ハチが飛び出てこないようにします。そして、念の為、巣を外した部分に薬剤を噴霧し、巣の取残しがないか確認しました。次に、うつ伏せの姿勢になると、再び匍匐前進して庭の方へ移動しました。ウッドデッキから這い出たところで、巣を回収した袋を作業車まで運び、ウッドデッキ周辺に戻り蜂がいないか確認しました。ヒメスウメバチは小規模な集団なので、今回、戻り蜂はいませんでした。作業車に戻って防護服を脱いでからお客様をお呼びし、作業完了を報告しました。最後に代金をお支払い頂き、倉敷市福田町広江の現場を後にする事となりました。今回、作業そのものは15分程度で済みましたが、ずっと横たわったままの作業だったので、いつもより疲れを感じる作業となりました。今回のように、ハチの巣は普段目にしない場所にできる場合も良くあります。巣の在り処が分らない場合は、巣の探索作業も行いますのでハチのトラブルにお困りの際にはお気軽にご連絡ください。
大きなハチを目にするようになり、最初に相談のお電話を入れさせて頂きました。スタッフの方がお越しになると、すぐに巣がある場所を見つけてくださり、巣を取り除いてくれました。巣ができていたのは普通には入れない狭い場所だったのですが、横たわったままの姿勢で駆除して頂きました。全身が汚れるのもいとわず厄介な作業をして頂き、ありがとうございました。