「宇佐市院内町斎藤」コガタスズメバチ駆除

「自宅の軒先にできてしまった蜂の巣の対処に困っています、、、」と宇佐市院内町斉藤から緊急のお電話が入りました。電話の主は、一軒家に住む60代のL.T様。詳しく事情を伺うと、L.T様は数日前から玄関前の軒先に蜂の活動が見られ、巣が形成されていることに気付いたそうです。近所の子供たちや訪問者が蜂に刺される危険性があることから、早急に対処したいとの思いをお持ちでした。 我々は状況を詳しく把握するため、すぐに現地に向かいました。到着後、L.T様を自宅の中に避難させ、蜂の巣の位置や蜂の活動状況について注意深く観察しました。巣に関しては、直径15cmほどでトックリを逆さまにしたような独特の形状。蜂は2cm前後のサイズであり、体はオレンジ色と黒が混ざっています。一見オオスズメバチと似ていますが、サイズがあまりにもかけ離れているため、考えられるのはコガタスズメバチでしょう。 コガタスズメバチは穏やかな性格を持つことが一般的ですが、近づくことで自己防衛のために刺す可能性があるため、慎重な対応が必要でした。 ここでコガタスズメバチの生態についてもう少し詳しく解説します。コガタスズメバチは北海道から九州まで日本全国に幅広く生息する蜂です。体長は2cm~3cmまであり、そこまで小型ではないものの、姿が似ているオオスズメバチと比べて小柄なため「コガタ」の名がついたとされています。また、コガタスズメバチは社会性昆虫であり、巣を作って集団で生活します。巣は木の枝や軒下、ガレージなどに作られることがあり、一つの巣には数十から数百匹の蜂が生息します。巣の中にいる女王バチが産卵を担当し、働きバチたちが巣の維持や採餌などの役割を果たしています。 攻撃性に関していうと、一般的にコガタスズメバチは人に対して攻撃的な行動をとることは少なく、人を刺すことも稀です。しかし、自己防衛のために巣や巣の近くに寄ると刺されてしまう恐れがあります。 以上のことを踏まえ、我々は安全を最優先に考えながら、迅速かつ適切な蜂の巣の駆除を行うことにしました。 ハチ駆除119番では作業前には必ずお見積もり作成と作業の一連の流れのご報告をさせていただきます。今回はお見積もり金額18,000円をご提示し承諾をいただくことができました。 続いて安全対策として、防護服や手袋、フェイスシールドなどの適切な防護具を身に着けました。その後、巣周辺に安全なエリアを設定し、巣を取り囲むように柵を設置しました。これにより、巣からの蜂の飛び出しを防止し、周囲の安全を確保することができるのです。 次に、駆除作業に入りました。初めは巣から2m離れた場所から蜂用の殺虫スプレーを噴射します。巣から働きバチが飛び出してきたので、その蜂も目掛けてスプレーを吹きかけました。段々と蜂の動きが弱まり、さらに巣穴から出てくる蜂の数も減ってきましたが、巣は内部には女王蜂や幼虫がまだ残っています。そこで、今度は脚立を使って巣に近づき直接巣穴からスプレーを噴射します。その後、巣を丁寧に取り外し、中に女王蜂の死骸も確認できましたので駆除は完了となります。 巣の駆除後は、周囲の清掃を行い、残された蜂の痕跡や巣の残り香を取り除きました。また、巣のあった場所の点検と補修を行い、蜂が再び巣を作ることのないように対策を施しました。 作業が終わった後、お客様に完了報告をさせていただき、現金にてお支払いもいただきました。L.T様はほっとした表情で「ありがとうございます。蜂の巣が取り除かれ、安心しました。もし自分で対処しようとしていたら、思わぬ事故が起きていたかもしれません。プロの対応に感謝しています。」と話してくれました。お客様からの感謝の言葉をいただけたことは、私たちの喜びです。今後も、同様の問題に対して迅速かつ確実な対応を心がけ、お客様の安心を第一に考えた施工を提供してまいります。 また、弊社ハチ駆除119番は毎日深夜２４時まで電話対応を受け付けております。土日・祝も関係なく年中休みなく稼働しておりますので、いつでも遠慮なく蜂に関するお悩みをご相談ください。