「三次市甲奴町太郎丸」オオスズメバチ駆除

この日は天気にも恵まれ、とても良い日でした。私、ハチ駆除119番の一員として、三次市甲奴町太郎丸へと出動しました。この地域は桜の名所でもあり、春には桜が満開となり、地元の人々や観光客に楽しまれます。地域名物の「桜餅」はその名の通り、桜の葉で包まれた美味しい和菓子で、私たちも仕事を終えた後には、しばしばご褒美にしています。依頼主はこの地に住むご主人さまで、家族と共に夕食を楽しんでいた最中に天井裏からガサガサという音を耳にしたとのことでした。この日の夕食は家族の大好物である唐揚げ。いつもなら笑顔と楽しさでいっぱいの食卓が、不気味な音により一変したそうです。我々が現場に到着したとき、ご主人さまと奥様、息子さんと娘さんが待っていました。初めての経験に、心なしか顔色が青ざめていたように思います。我々が天井裏を確認すると、25cmほどの巣が見つかりました。その巣は、なんとオオスズメバチのものでした。オオスズメバチは特に危険な種類で、人間にとっては防ぐべき存在です。燻煙剤を使用し、駆除作業を開始しました。燻煙剤に含まれるピレスロイド系の成分がハチの神経細胞に作用し、麻痺させることで駆除を行います。また、その成分はハチの呼吸を妨げ、窒息死させます。適切に作業を行った結果、オオスズメバチの巣は無事に取り除くことができました。駆除後の対策として、ハチが再び侵入しないように、屋根の隙間を封鎖しました。巣があった場所は完全に封鎖され、ハチが再度巣を作ることは防がれました。最後に、完了金額を28000円とお伝えしたところ、ご主人さまは「料金について細かく説明していただけました。安くて良かった」とおっしゃっていました。我々の任務は、ただハチを駆除するだけではなく、お客様に安心感を提供することでもあります。この日、我々はそれを達成できたと確信しています。美しい桜の街、三次市甲奴町太郎丸。この地の人々が平和に暮らせるよう、ハチ駆除119番はこれからも尽力してまいります。