「福山市霞町」オオスズメバチ駆除

6月下旬頃に、40代女性からオオスズメバチのハチ駆除に関するご依頼をいただきました。現場は福山市霞町にあるご自宅です。裏庭にハチがかなり飛んでいるので、どこかに巣があるのではないかとのことでした。巣自体は確認できていないとのことでしたが、すぐに向かうことになりました。お電話をいただいたのは7月上旬の午前10時頃で、そこから30分程度で福山市霞町にある現場に到着しました。まずはお電話をいただいたご依頼者様にご挨拶をさせていただき、現場の裏庭に行ってみました。たしかに複数のハチが飛んでおり、そのハチの種類はオオスズメバチということが確認できました。オオスズメバチは危険性が高いため、一度ご依頼者様はご自宅に入っていただいて、防護服に着替えてもう一度裏庭の方に戻りました。裏庭の奥の方に行ってみると、たくさんハチが集まっているところがあったので近づいてみると、オオスズメバチの大きな巣があることが確認できました。ハチの数も多く、活動も活発になっている状態でした。まずは一度巣の場所を離れて、ご依頼者様のところに戻って現状のご報告とお見積もりのご提示をさせていただきました。ご依頼者様からご納得をいただけたので、すぐに作業にとりかかります。先ほど確認した裏庭のハチの巣に近づこうとすると、既に複数のハチが飛び交っている状態でした。まずは作業をしやすくするために、周辺のハチに対して専用の薬剤を直接散布して駆除していきます。ある程度巣に近づきやすい状態を作った上で、巣の近くに燻煙剤を配置します。煙を出して1分ほどたつと、巣の中に煙が届いて多くのハチが中から飛び出してきます。その外に出てきたハチに対しては、薬剤を散布して駆除を行います。この作業を続けていると、巣から出てくるハチの数は徐々に少なくなっていきます。そうしたら、次は土の位置を移動させながら直接巣に対して薬剤の散布を行います。巣の中で動いているハチがすべていなくなるまで、くり返して散布を行っていきました。動きが止まったら、丁寧に巣を回収してビニール袋の中に入れていきます。回収中に少し崩れてしまったものや、周辺に落ちている駆除したハチの残骸をすべてビニール袋に入れていきます。回収作業が完了したら、再度ハチが巣を作ることのないように、裏庭全体に退避剤を散布しておきました。やり残しがないことを再度確認したら、今回のご依頼は完了となります。
作業が終わったら、ご依頼者様にご報告をしました。ご依頼者様はハチの巣と遭遇するのが初めてだったとのことですが、完全に撤去できたので安心したとのことでした。オオスズメバチは危険性の高いハチなので、誰も刺される前に駆除できてよかったです。夏頃になると、ハチの動きは活発になっていきます。自分でハチの巣の駆除を行おうとして、誤って刺されてしまう方も多くいますので、万が一ハチに遭遇したら福山市ハチ駆除119番にご連絡ください。