「大牟田市上白川町」オオスズメバチ駆除

今回ご紹介するのは、8月下旬頃にご依頼があって大牟田市上白川町でオオスズメバチの駆除を行った案件についてです。50代男性から金曜日の19時頃にお電話がありました。内容は、所有している土地にある切り株にハチの巣ができているようで、近所の方からクレームが出ているのでできるだけ早く駆除をしたいとのことでした。その土地は元々ご実家があった場所だそうですが、現在は誰も人が住んでいないようです。1週間前から大きなハチが飛び回っているのが確認されており、誰かを刺すことがないようにできるだけ早く対処したいとお話されていました。その日はご依頼者様も忙しく、現場に行くことができないとのことだったので、翌日10時に待ち合わせて作業を行うことになりました。 お電話の翌日、少し早く大牟田市上白川町に到着すると、ご依頼者様もすでにいらっしゃる状態でした。その土地には建物はなく、端の方に大きな木の幹がありました。少しちかづくと、周辺にたくさんのオオスズメバチが飛んでいるという状態でした。警戒心が高い状態で、刺激すると刺される可能性があったため、まずはご依頼者様には車の中で待機していただくようにお伝えしました。こちらも防護服に着替えて、一度近くで現場を確認します。近づいて見てみると、切り株の内側に大きなオオスズメバチの巣がありました。現状を確認した上で、お客様のところに戻ってお見積もりを出させていただきました。内容にご納得いただけたので、すぐに作業を開始します。 もう一度防護服に隙間がないかきちんと確認した上で、ハチの巣の方に近づいていきます。周辺を飛んでいるハチもかなり数が多かったので、逃げないように注意をしながら薬剤の散布を行っていきました。ハチの巣があるのは、切り株の中だったので体勢を低くしながら2m程度のところまで近づきました。巣の中に直接薬剤を噴射していきます。大量のハチが巣から飛び出してくるので、巣だけではなく周辺のハチに対しても薬剤を散布していきます。巣が大きかったこともあり、15分ほどの時間がかかってようやくハチの動きが鈍くなってきました。ほとんどハチが動かなくなったタイミングで、一度慎重にハチの巣を木の中から取り出します。先ほどとは違う角度からも薬剤を噴射して、万が一にも生き残っているハチがいないように対策を行います。完全に巣の中のハチの動きがなくなったことを確認できたら。空のハチの巣をビニール袋に入れて回収します。周辺に落ちているハチの死骸も回収して、お客様に状況を報告したら作業終了となります。 オオスズメバチは、凶暴で刺される事故が大牟田市内でも発生しております。今回は近所の方が刺される前に対処できたので、本当によかったと思っております。土の中や木の中にハチの巣を作ることが多いので、自然が多いところでの発生確率は高いといえるでしょう。動きが活発になる夏前に、防虫スプレーなどをまいておいた方が安心です。