「八女市忠見」キイロスズメバチ駆除

今回のケースは、5月下旬頃に福岡県の八女市忠見にお住まいの70代男性からご連絡をいただいた案件です。平日の朝8時頃に、「庭の桜の木にハチの巣ができていて撤去してほしい」とのお電話がありました。対応したオペレーターから、最も現場近くにいた私へ連絡があり、すぐに向かうことになりました。現場に到着してお電話をいただいたご依頼様にお話を伺うと、庭にある桜の木にハチが集まっており、そこに巣があるのではないかとのことでした。パッと見た限りでは巣を発見することはできなかったのですが、あまりにもハチの数が多いので、どこかに巣があるのではないかと思って連絡をされたようです。ただ、サイズが大きく、近付くのが危険と判断して巣の場所は把握していない状態でした。そのため、まずは巣の場所の確認から始めます。当該の桜の木に近付いてみると、たしかに木の周りを大きなハチが飛び回っていました。お尻の先端が黒色になっていることから、キイロスズメバチの巣があることが分かりました。木に近付いて見てみると、大きな樹洞があってそこからスズメバチが出入りしていました。のぞいてみると、その中に小さなキイロズメバチの巣を見つけることができました。現在の状況からお見積もりの金額を算出して、ご依頼者様に提示させていただきました。ご了解をいただいたため、すぐに防護服に着替えます。あまり危険ではなく、被害の件数が少ないキイロスズメバチですが、万が一のことがないように防護服に隙間がないことを確認して桜の木のところに向かいます。桜の木に近付くと、たくさんのハチが飛んでいて警戒している羽音を出してきます。この状態で攻撃をしてしまうと、より多くのハチを呼んできてしまう可能性があるため、網で振り払いながらもまずは周りにいるハチに薬剤を噴射して駆除していきます。その後、木の中にある巣の方の駆除にとりかかります。桜の木にあった樹洞はかなり大きいもので、成人男性が手をいれることができるサイズでした。そのため、木にある程度近づいたら、すぐに薬剤を巣に向かって噴射しました。サイズは小さいものだったので、上部から10分程度の時間をかけて薬剤の散布を行いました。飛び出してくるスズメバチがいなくなったところで、回収用の袋に巣を片づけていきます。できるだけ桜の木に負担をかけないように、慎重に作業を進めていきました。 今回ご依頼をいただいた八女市のハチ駆除は5月下旬だったこともあり、巣が大きくなる前でした。その上、まだ女王蜂の産卵が行われていなかったため、ハチの数が少なくてすぐに作業を完了することができました。木の樹洞が広かったのも、作業がスムーズに進んだ要因の1つです。なかなか発見されづらいところなので、早めにご連絡をいただけてよかったと思います。キイロスズメバチは攻撃性の低いハチではありますが、毒性のあるハリを持っていることには変わりありません。八女市での蜂の巣駆除は弊社へお気軽にどうぞ。